こんなまとめが上がってました。 簡潔に言うと、「テレビの企画の趣旨に合わないし不快だから辞退しました」ですね。 YouTuberも楽じゃねぇんだよ！っていうことですね。
英断だと思います。尊重されるべき勇気のある行動です。 別にマスメディアに依存しなくても生計・収益立てれるのがオンラインメディアなのですから。
テレビにマウントされるのも頷けますね。ブロードキャストするという点、広告収益という点で似通っている YouTube。
しかし、僕はそれでも、YouTubeはテレビより遥かに「楽」だと思いますよ。
まず、始められるコストが違います。 今やスマホ1台あれば動画を作れますからね。クオリティ問わず。今やスマホはインフラレベルなので、ほとんど初期投資はゼロでいいわけです。
さらに、自分が出演するなら、出演料もゼロです。 番組(コンテンツ)自体もコケたらそれは全て自分の責任ですし。カメラマンも、他の演者もいらないでしょう。 コンテンツに必要であれば呼んだり雇ったりすればいいだけです。コストはかかりますが、外注したい段階の話になるので割と先でしょう。
収益化するのも難しい！って言う主張も、違うと思います。それは「仕事って大変だよね」って言うのとなんら変わらないはずです。「YouTuberという職業」という観点からその大変さを伝えたかったんでしょうけど、そもそもその情報にあまり価値が見出されません。真のYouTuber像を伝えたかったんでしょうけど、それを伝えてどうしたいのかがらイマイチわかりません。自伝でもないので、コンテンツとしてどうなのかな。そういう「伝えたいこと・やりたいこと」こそ自分の動画でやるべきだと思いますね。
動画を作る工程の大変さはわかります。僕も過去にニコニコ動画の方でやってたこともありますので。 ショボイなりにも、企画からなんなりまでするのは何時間もかけてましたね。ましてやこだわったり、この人のような誠実な伝え方をしたい！！というのであれば、それこそどんどん嵩張っていくでしょう。
でも実際にはもっとやりようがあるわけで、現実にはうまく自分のスキルと適合させて稼ぐ人もいます。 (てゆーか、むしろそういう人を呼びたかったのでは？単にテレビ側のキャスティングミスなのでは？とも思っちゃいますね。)
しがらみも特にないし、通さないといけない手続きもないし。
後は普通の仕事と比べるなら、チャンスがあることですね。伸びに際限がありません。当たれば天井知らずですしね。 (もしかしたらテレビvs YouTuberではなく、普通の仕事vs YouTuberという見方をしないといけないかも)
また、労働にかかるエネルギーが計り知れなく低いでしょう。やりたくてやっているのであれば。 マジでやりたくもない仕事を何時間やるのと、やりたい仕事を何時間やるのではストレスのかかり方が違いますからね。
じゃあ伝えるべきは、楽しい作業が多いYouTuberを仕事に選んでる人たち(楽に見える)が悪いんじゃなくて、むしろ楽しくないことを我慢してやって、その対価として給料もらって働いてる奴らが時代錯誤だということだと思うんですよ。
そこがYouTube(オンライン動画プラットフォーム)の良いところなのに、テレビと同様に大変だ！って張り合ってどうするんですか。
気軽に始められて、ダメだったら撤退することも出来るし、本気で続ければ生計だって立てられて、もしかしたら成功者に…！ぐらいの幅があるのがいいのに、感情的になってしまったような気がします。もちろん誇りとかは守るべきですが。
馬鹿にしてきたり、「楽に金儲けしてるんでしょ」と下に見てくるのはテレビ側が悪いと思いますが、それでも張り合うのは違うと思いますね。
資金も、関わってる人数も、かけてる時間も、手続きも、政治も、規模も桁も、何から何まで次元が違うと思います。ましてやキー局なんて。 それだけの質量に耐えるようなコンテンツが必要なわけです。いくら世間に「つまらない」「不謹慎だ」だのなんだの言われようが、数字が全てだと思います。マジで死に物狂いで制作してる会社なんかたくさんありますよ。
しかしそれは規模は違えどYouTuberも一緒。
まぁ…、だから、扱いが違うんじゃねえか？リスペクト足りなくね？っていうのは、ごもっともだと思います。
結果、関わらなくて良かったんじゃないですか。(強引な〆
テレビ側の企画の意図としては、やはり叩きたいというか奇異な目で見てると思います。 そういうコンテンツ作りですね。
むしろそういうYouTube叩きの企画が通るのは、世間にそういうニーズがあるのかもしれない、と考えるとなかなか興味深くて面白かったです。かなりのインサイトだと思いますね。 どの放送時間で、どのターゲットにその番組をやるのか非常に気になります。
しかし、楽して稼ぎたいのはみんな同じですからね。 いかに少ない時間でやるか？というノウハウは普遍ですねー。
